仲の良い友人のご主人が亡くなったと
共通の友人からLINEが来た…
癌で闘病生活が始まり、
もうすぐ2年というところだった。
その間、入退院を繰り返していたが
コロナもあり
その友人と会ったのは今年7月が最後だった。
その時は自宅療養中ということで
息抜きに外でランチしたいと言うので
友人4人で久々にランチした。
その時はご主人のことを話す様子も
気を遣っていたのか暗さを感じさせず
少しホッとしていたのに…
そのご主人は私の夫と同い年…
よく数家族でホームパーティーやBBQをしたものだ。
とても多趣味なご主人で
私の夫も多趣味だけどまったく違う分野に造詣が深く
いつも新鮮な話題を提供してくれる人だった。
とても素朴な人柄でその得意分野の知識や技術を惜しげなく使って周りの人たちを助けたり
楽しませてくれた。
子どもたちにも優しくて
どうしてこんなにいい人が
こんなに早く逝ってしまうのだろう。。。
私は海外にいて
彼女のために何もできないけど
友人に様子を聞くと
「まだご主人が亡くなったことを実感できないのか
受け入れられないのか
あんまりショックを表面には出してない」と…
周りには落ち込んだ様子を見せないよう
気を張っているのか…
夫と同い年だった友人のご主人
まだまだこれからやりたいこともあっただろう。
子どもたちが独立して
これから奥さん(友人)と2人の暮らしを
楽しみにもしていただろう。
私は夫と自分の意思で離れたり(離婚)
一緒にいたりを選べる。
彼女はおそらく離婚なんてきっと
考えたこともなく今まで来たと思う。
そんな仲睦まじい夫婦だったのに
どんなに一緒にいたいと願っても
死は2人を否が応でも分つ。
なんて残酷なんだろう…
世の中、不倫したり悪いことをして
妻に恨まれたり憎まれたりしている人は
数えきれないほどいるのに
なぜそういう人に限って…
と思ってしまう。。。