義父のお葬式があまりにも大変だったので
義母の時も、義父の時ほどではないにしても
ある程度の規模のお葬式になるだろうと
私は長男の嫁として、ずっと覚悟していた。



*本文には関係ありません^ ^




義父は生前、文章を書くことが好きで
地方誌や所属していた団体などに寄稿していた。

それ以外にもいろいろな思いを書き溜めていたので
それらの文章を集めて写真などとともに
小冊子にまとめたいと言うので
私が知り合いの編集者の人に相談してみた。


すると夫はせっかくだから
「○○家の歴史」的な冊子を作ると言い出した。

義父の生い立ちや業績などに加え
三代ほど遡って家系を辿り
伝記のようなものを作って本にしようと言う。

その時に義父はもうすでにかなりの高齢で
編集者にそれを話すとそれとなく
「それはかなり難しいのでは…❓」と
消極的な雰囲気だった。


が、夫が無責任に義父にそれを勧めたところ
義父はノリノリで「○○家の歴史」を書き始めた。


そしてその文章とともに義父が古い写真を載せるように私に指示する。


私は同居もしていなかった嫁ぎ先の昔の事情など
何も知らないし、先祖の古い写真を見ても
誰が誰かさっぱりわからない。

編集者に渡す前に義父の書いたものに
一応目を通すと
原稿用紙に書かれた手書きの文章は、
まず、達筆すぎて読むだけで一苦労💦




字を解読しても、
どう考えても辻褄の合わないところがあったり
明らかに時代的におかしかったり
写真の説明が間違っていたり…


編集者に渡す前の校正に
恐ろしく手間取って
結局、かなりの部分をほぼ原型をとどめないほど
私が書き直すことになり、パソコン入力するはめに…


とは言え義父の父の父の父のことなど
何をどう書けばいいのやら見当もつかず
持てる想像力を限界まで駆使して
かなり大変な思いをしてなんとか完成させた笑い泣き

後日、それは地元の図書館に
「郷土の資料」として保存したいとの申し出があり
今も保存されていると思われる 笑


その時作った「○○家の歴史」を
夫が葬儀の際に配っていたので
私はその後、密かに
義母の時も生家の歴史を本にする、と
夫が言い出すのでは、とドキドキしていた。
(時々聞いていた義母の生家も、なかなかドラマチックな人々の集まりで本にしたら面白そうではあるけど)


幸い夫は、
今回の義母の葬儀に際しては
それは言い出さなかった ホッダッシュダッシュ


夫も義父の時に丸投げされた私の大変さを
少しはわかってくれていたのだろう…💧


そして葬儀そのものも
義父の時とはまったく違う
こじんまりとした家族葬を選んだ。


どんな心境の変化があったのかはわからないけど
私としては本当に助かった…泣き笑い


でも葬儀の際に参列した母方の若い親戚に
「どうか、○○家(義母の生家)の歴史を本にして残してほしい」
と、無茶振りしていた滝汗ゲッソリ滝汗ゲッソリ


無茶振りにもほどがある…








 

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