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3人の子どもたちの母となり
夫の転勤で 誰一人知り合いもいない
未知の土地で暮らすことになり
私は
子育ても、その土地のことも右も左もわからず
心細い日々だった。
それでも少しずつママ友も増えていき
互いに助け合い、安心感も持てるようにはなったが
時には子どもの育て方で悩むこともあった。
当時、夫は仕事が超多忙で
ほとんど休みもなく出勤し、土日の出張も当たり前
たまの休みを無駄にしたくない夫は
子どもたちを連れて山や海へ行き
ヘトヘトになるまで遊び倒す。
そんな夫に
ネガティヴなことを相談するのは
申し訳ない気がして
私は家庭のこと、子どもたちに関することは
すべて一人で解決しなければ、という思いに
かられてしまっていた。
そんな時この詩は、
私の子育ての
大きな指針となってくれた。
私が「子供」ではなく「子ども」と表記するのは
この詩を読んでから。
そして今
私はこの詩を
3人の子どもたちが必要とするタイミングに
贈ろうと思う。
そしてこれは
子どもだけでなく
すべての人間関係において
とても大切なことなのだと
今も思う。
夫と
私の間にも。