ハル・ナツ(娘たち)とのランチは
楽しく盛り上がり
当然夫の話なんて一言も出ず
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
家に帰ると夫はひとり書斎で机に向かっていて
私を見ると
「どんな話したの❓」
と聞いてきた。
私「ナツが資産運用の話をしてて
不動産投資とかいろいろ考えてるみたい。」
夫「ボクのこと、なんか言ってた❓」
私「ううん、べつに」
夫「そうか、、、
ボクのことなんか無視か… 」
私 あっかるく
「え〜❓そんなこともないけどね〜❓」
と受け流す
私は子どもたちの誰とも
面と向かって夫の不倫の話をしたことがない。
子どもたちと直接
そんなおぞましいことを話したら
私はとても冷静を保てるはずないから。
取り乱した姿を
子どもたちに見せたくない。
LINEではどんなに号泣しながらでも
冷静なトークを送れる。
ナツを海外に送り出すのに
夫の話なんかしたら
せっかくのランチが台無しになってしまう…
親に対して嫌悪感や怒りの感情を持って暮らすなんて
私には経験のないことで
これまで具体的に考えたこともなかったけど
あまりにも悲し過ぎる状態…
まぁ、何にせよ
怒りや嫌悪感を持ち続けて生きなければならず
しかもそれが最も近しい関係の
「親」に対するものであれば
なおさら悲しいでしょう。。。
夫は子どもたちがそんな悲しみを抱いて
生きていることを
どう思っているのか…
しかもそれが
「不倫」という情け無い理由で
親を嫌悪してしまう状況って…
ほんとにね…
私が一生懸命育ててきた子どもたちが
夫の不倫なんてくだらないことで
こんなに深い悲しみを抱いて
生きなければならないなんて…
特に娘たちは夫の理不尽な言葉に
ひどく傷ついて
「お葬式にも出ない」
なんて言うほど。
そんなとんでもないことを
娘たちに言わせてしまうほど
夫は娘たちにひどいことを言って
傷つけてしまった…
そしてそんな状態のまま
娘たちとランチに行こうとした夫…
春なのに
気分は
暗い…


