きのうの記事に

「ハルが来てくれて夕方まではなんとか持ちこたえた」

と書いた。


そう、ハルが帰ってしまうと途端に
夫と2人だけのの空間に取り残されて
さっきまでのハルとの優しい空間とのギャップに
余計に冷たい空気が
私の心を突き刺す感覚に襲われ…


その冷たい空間から逃げ出したくて
書斎で仕事中の夫の背後から

「オリーブオイルなくなりそうだから
買いに行くね」

と言うと
くるりと振り向いて立ち上がり
私をハグしてくる…



やめてくれ…



もういいから
ほっといてくれ…


もうその腕を振り払う気力すら
私には残ってないんだよ…



お願いだから
なんとかかんとかがんばって
倒れないように
踏ん張って立ってるんだから
これ以上
私の心を揺さぶるのは
やめてくれ…



夫の腕の中で
身動き取れずに突っ立っていると
また涙が溢れて
   溢れて    溢れて



私はもうひとりで立っていることができなくて



また



夫の胸にすがってしまった…




なんて弱いんだ。



なぜ夫を突き放せないんだ。



どうしてもひとりで生きていけない。



私はなんて情けないんだ…














かと言って


この冷たい空間で

私は一生

夫とふたりで生きていくなんて

できるのだろうか…



到底できる気がしない…






離婚


するも地獄


しないも地獄…