先日テレビを観ていたら
またまた私の地雷に触れた話題があった。






この中のこれ👇




チリ鉱山落盤事故でのある愛憎劇




2010年に起きたチリの落盤事故での救出劇の中で
感動の再会シーンになんと
妻を差し置いて愛人が出迎えたというエピソード。



ネットの記事と番組の内容は若干の相違があるが
テレビでは妻と愛人がどちらが出迎えるか対決し
結局愛人が出迎えることになって
救出された鉱夫が愛人と熱い抱擁を交わす場面が
映し出されだ。



妻と愛人は年齢差6歳
画面に写真を並べられると
そこは明らかに妻の方が年老いていて
外見上は残念ながら愛人に軍配が上がる。



しかし第三者から見れば2人とも大差ない
どこにでもいる中年女性でしかない。



愛人の方も「不倫」というリスクを冒して
手にしたいと思うほど魅力的にはとても見えない。



しかもこんな全世界に配信される感動の場面に
堂々としゃしゃり出てくるような神経の持ち主。



観ているうちに自分と重ねてしまい
どうにも怒りを抑えられなかった…



そして怒りの矛先は当然夫に…



久しぶりにかなりイヤミ、当て付け、
いろいろ言ってしまった…



「えー‼️   あり得ない‼️
どうして愛人がこんな場面で、堂々と人前に出てくるわけ⁉️    不倫する人ってこういう非常識なことも
なんとも感じなのね〜
やっぱり不倫するだけあるわ〜
しかも不倫相手もただのおばさん、奥さんと変わらないじゃない。若い子にはモテなかったのね〜」



夫…



はじめは何食わぬ顔で観ていたけど
私にここまで言われたら
また逆ギレするかと思ったけど



私の顔を見て
切なそうに



「それ、誰に言ってるの?…   僕… ?」



と言って急におとなしくなりました。




『ううん、この人たちのこと。」



と答えたけど私はしばらく怒りが治らなかった。



けれどふたりともそれ以上
怒りをぶつけることはなかった。




そしてその夜



ベッドの中で夫が言った。



「M…    
いつまでも責められて、以前はMってそういう人間なんだ、ひどいなぁって悲しかったけど、
最近はMに責められても、それはMが僕のことを
それだけ愛してるってことなんだな、って思うようになったよ。
ひどいこと言っても本心じゃないんだよね、
きっと。」



そう言って私を優しく抱きしめた。







夫よ
あなたはいつまで責められなきゃいけないんだと
いつも言うけど、
いつまでも責められるのは
あなたがまったく非を認めず
謝罪らしい謝罪を一切していないからです。



自分は悪くないと言うならば
私がどんなにあなたを責めようと
堂々とすべてをみんなに明らかにすればいいのです。



そんなこともできないのに
苦しむ私が怒りを抑えられないことを
非難するのはやめて下さい。







心ではそう思ったけど



夫にはかわいい声で言いました。




「うん…    また嫌なこと言っちゃってごめんね。」







おかしいでしょうか❓




心が傷ついたままなのに



心から夫を許して愛するなんて
できるわけがありません。



夫は不倫した時点で



私のことなどスッパリ



切り捨てたのですから。



不倫しながら謝罪すらしない。



夫も女もそんな人。



そんな人間に



私は心を開くことは



もうしません。