2日目も朝も早よからリフト始動前に
乗り場に並び、
朝イチの誰にも踏みつけられていない新雪斜面を
雪煙を上げて気持ち良さそうに夫は滑っていた。
何本か夫は新雪を楽しみ、
私はゲレンデ一番乗りのシュプールを描いたあと
シタ夫のレッスンが再び始まる
私は今までの経験からそれを拒否した後の展開が
はっきり目に見えているので
面倒を避けるには適当にそれを受け流すしかない。
いつもは気持ち良さ最優先でフォームなんて
気にせず滑ってるけど
夫が私にぴったり張り付いているので
仕方なく真剣にセオリー通り滑ってやった笑
私だってダテに何十年も夫に付き合って
スキーしてる訳じゃない。
SAJの指導に則った滑りだってできる
ってとこを見せてやった
鬼コーチ👹のレッスンのあと
私はホテルへのリフトで夫に言った。
「せっかくおニューのロッカースキーにしたのに
何の意味もなかったね〜
どうする❓ これ、ハルにあげようかな?
私が使っても滑りに何の向上もないしね。」
すると夫はハッとしたように急に
「向上してないことはないよ!
けっこう最後の方はターンもキレイになって
前傾もできてきたし、☆¥°%*<○*♪€…」
褒め始めた。
なんだよ… 急にそんなこと言っても遅いよ
ホテルに戻って明るいうちに温泉♨️
もちろんサウナも
今週はもう2日もジムでboxerciseからのサウナに入っているので、サウナ週間だ
ここの水風呂はデジタル温度計ではなく
金属の板に18度と表示されているけど
絶対これは氷点下の水道水か氷点下のパイプを通ってきた冷泉水に違いないと思わせる冷たさ
入ると身体が痺れるほど冷たく痛みも感じるほど
雪の降る氷点下の中、露天風呂で
サウナの後に外気浴すると皮膚が凍りつくような
刺激が心地よい。
降りしきる雪の中、温泉♨️の湯煙と
雪の山々を眺めながら凍りつくような空気を
全身の肌で感じるのは雪国の温泉の醍醐味
夕食を楽しみ、ワインも🍷いい具合にまわって
その後部屋でYouTube見ながら2人でboxerciseやったり笑笑
そんなことを楽しんでいると
昼間の鬼コーチ👹のことはどこかに消えていき
私は心穏やかに思う。
いいの いいの
どうせ
愛しても
愛されても
いないのだから
ってね。