しばらく夫と自宅で一緒だった。

家族のイベントも続き、家族皆で過ごす時間が
多かった。

そしてきょう、夫がまた赴任先に戻り
私は1人で過ごしている。

娘と夫を送り、1人車を走らせ
帰りにそのままショッピングモールに寄って
欲しくもない服を3着買った!!



なぜ?


夫も優しく


家族も皆 順調で


私は文句のつけようのない幸せ者!!!!


私は幸せ!!!!


幸せだーーーーーーっ!!!!


なのになぜ、欲しくもない服を3着も買ったのか。









何かバカらしいことでもしないと
もっとバカバカしいことをしてしまいそうだから。



1人きりの家で
夕食は  ワインと生ハムとリンゴ

NetflixでSuitsを観ながらね。

家族と一緒に過ごしていたから
仕事も溜まってるけど
きょうはバカバカしいことして
呑んだくれてダラダラしよう。


呑んだくれたら、急に女に電話したくなった。
メールじゃなく電話。


「こんばんは🌇
突然ごめんなさいね。
私、あなたに公正証書作成請求します。
拒否したら慰謝料請求します。
もちろん弁護士立てて」


なんてね…


それより


「こんばんは🌆
突然ごめんなさいね。
私あなたとお友達になりたいの。
仲良くなってあなたのこといろいろ知りたいわ。
一緒に飲みに行きましょうよ〜ニヤリ


とか…  言ってみたくなった。




なぜ…



こんなに幸せなはずなのに
心の底には  いつも暗く澱む忌まわしいオモリ…


そうだよ


私はきっと一生シアワセにはなれない。


こんなにいつまでも夫の不倫なんてくだらないことにこだわり続けて
目の前のシアワセに目を向けようとしない。


夫に抱かれながらも心は空虚


夫にどんなに優しくされても
私の心は満たされない。


それなのに夫の暖かさを求めずにはいられない。


暖かさを確かめても確かめても
私の心は一向に暖まらない。


シアワセ一杯のはずなのに
私の心はバリアを張り
自らシアワセを跳ね返す



家族の前では普通の明るい母親


夫の前では「でもね」を封印して
かわいらしい声で夫を褒めて
夫を立てる決して夫と対等にならない妻を演じ


心の中にはいつも



冷たい風が吹いている



そんなわたし…