明らかにフラバが酷くなっている。
彼女とあってから。
「女」と呼ぶことに少し抵抗を感じるし。
実像を知らない時は明らかに
「女」
と呼ぶのが相応しかったのに
実際に会って この目で見て 話した今は
そう呼ぶことに
違和感を感じている。
会ったことは
私にとって
「前進」
であったことは
絶対に間違いない。
なのに
この壮大なインドに身を置き
毎日 新しいものを見て
自ら経験し
心震わせる素晴らしい瞬間にも
こんな時 彼女ならどうする?
どんな表情で
どんな声で
どんな仕草で
何を語る?
容赦ないフラバの嵐…
発覚時の地獄のような記憶が
生々しく
繰り返し
襲ってくる。
明らかにおかしい。
これは
彼女に会った
好転反応
なのだろうか…
「彼女に会う」
という自ら決行したショック療法がもたらす
治癒に向かうための
ひとつの試練なのだろうか。
でも 帰国したら
心療内科を受診しなければ。。。
夫に忙しく振り回されていても
この調子なのだから
1人になったらどうなるか
恐ろしい。