歯に衣きせぬ日本の歯医者
歯科医療についての専門番組は
テレビにもラジオにもほぼ存在せず、
マスコミが歯科医療について真剣に
取り上げるケースは、医療に比べて
少ないと思います。
だからこそ、そこに存在する諸問題
に国民が触れることも、知ることも、
あまりないわけです。
しかるに某国立医療系大学の教授
に話を伺うと、様々な問題が浮かび
あがってくるのです。
ラバーダムという治療に使われる
青いシートを知ってる方はどのくらい
いるでしょう。欧米の治療では標準
的に使用される、いわば外科手術
で、切開部位以外を覆う布のような
役割で、患部だけを浮き上がらせ、
他の歯や口腔内に唾液や血液が、
広がらないようにするゴムのシート。
歯科治療において建前上は利用を
推奨されているこのシートを日本の
歯科医は健康保険適用にも拘らず、
あまり点数にならないため、使用
せず、中途半端な施術、二次罹患
を増やしているのです。
他の医療に比べ、歯科治療ミスは、
命に直接、関わらないことや、訴訟
社会を嫌う日本人が、泣き寝入りし
易いことも、手伝って、歯科医療の
進歩や改善に文字通り、「歯止め」
がかかっていたわけです。
歯科クリニックがコンビニの数より
多いというのは、事実でないにせよ、
親がクリニックを開業している場合、
診療経験を全く持たないゴールド
免許系、ペーパードライバー系の
歯科医二世、三世を量産され続け
ており、一度手にした免許は失効
しないため、未経験のまま跡を継
いだり、開業もしくは、勤務をし、
そのことが治療ミスやトラブルを
生み出している可能性は大きいと
思います。
事実、その教授によると歯科医師
業界は、その技術力に雲泥の差が
あるそうで、患者側は、しっかりと、
掛かる歯科医について知っておく
べきでしょう。
...いかがですか?