国際社会に三審制はない
国際社会に三審制はありません。従って、
国連もしくは、国連に属する2カ国以上が
非難したものは、地裁の判断に相当し、
国連の非難決議があれば高裁による判断、
常任理事国決議があれば、最高裁による
憲法判断があったのと同じことになります。
罪刑法定主義(ex post de facto)は法律が
定められる前に犯した罪は罪に問われない
という考えですが、声の大きさを競い合う
パワーバランス社会である国際社会では、
日本の戦時中の行動をジュネーブ条約、
国連憲章違反だと非難された場合、ロビー
活動を通じて、声を大きくするか、あるいは
そうでないことをキチンと国際社会で証明
しない限り、国際社会の考え方を受け入れ
ざるを得ないのです。