なぜ、失恋や離婚は起こるのか??
中国や韓国をして、近くて遠い国などと揶揄しますが、
この世で、最も近くて遠い存在は、何を隠そう男女の
関係だったのです。
生理的にも、心理的にも、まったく違う世界観、価値観
を育む男女が同じ屋根の下で仲良く暮らすなんて本来
未来永劫不可能な事態だったわけです。
ではなぜ、男女のペアは生まれ、恋愛や結婚は起こる
のでしょうか?
それは、神様が用意した魔のトリック=ギミックの存在
によるところが大きい。....さて、それは何でしょう?
...セックスです。まさしく鍵と鍵穴。この仕掛けこそ
が、異性間のいがみ合いを瞬時に消し去り、本来は、
ありえないジェンダー(性別)の結合と融合を実現して
しまうトリックだったのです。
つまり、性欲というものがなければ、男女が同じ屋根の
下に暮らすことは、本来ないのですし、家族を形成する
こともないのです。これは生物界の掟であり、現実なの
です。だから、愛とか、恋といった粉飾されたコンセプト
に翻弄され、この現実を直視しないでいると、必ずその
先には、失恋や離婚という事態が待ち受けていたわけ
です。
男女というものは本質的に相性の合うものではなく、
性欲や性的魅力によって生理的に半ば強引に惹き
つけ合っているものであり、この現実を無視して、
「えっ?体だけの関係?」「そんなんでいいんだぁ?」
「愛のないセックスなんてイヤ」などと抑圧し合ってる
女性同士はやがて、セックスレスの洗礼を受けること
となり、その先には失望と離婚が待っているのです。
ある試算によると日本の人口は2200年には750 万人
(鎌倉室町時代と同じ)になり、2300 年には140 万人
(大和朝廷時代と同じ)まで減るといわれています。
OECDによって指摘された世界一のセックスレス大国
の烙印は日本の少子高齢化のみならず家庭の崩壊
ひいては国家の破綻へつながっていくのであります。