日本のお笑いがイジメを作った?
イジメというものは、古今東西どこの
国にもありますが日本のものは周囲
を巻き込む心理的集団暴行に発展
するケースが多いようです。
それは村八分だったり、われ関せず
だったり、抑圧監視社会であるが故
に、集団と個人の関係にすぐ発展し
て行き、個人を孤立化してしまいます。
大津市の一件は、その集団に教師
や学校、はたまた教育委員会までも
が加わっていた状況だったのです。
たしかに政治家たちの権力を巡る闘い
を見てもわかるように、北朝鮮や中国
における失脚劇から小沢裁判や橋下
市長スキャンダルにいたるすべてが、
イジメの要素を持っていたりします。
人生とはイジメとの闘いと言えなくも
ありません。しかし、だからといって
成長過程にある子供たちの教育現場
にそれが展開されることが、好ましい
わけありません。
日本のイジメが集団化する傾向が強い
背景には日本のお笑い文化が潜んで
います。漫才やコントの中でも体を張っ
た芸風の多くにはイジメの要素がたく
さん含まれています。当然のことながら
このユーモアをイジメる側は利用して、
集団を巻き込もうとしていきます。
それを笑えないヤツはクールじゃない、
仲間じゃない、というメンタリティが、
そこに生まれるわけです。
この心理的集団暴行を得意とするのが
何を隠そう日本女性たちだったのです。
次回 イジメは女性社会に由来する!