気分の経済学と心理学
女性に限らず人間の意思というものは、
気分によって左右され、情緒や情動に
支配されることが多くあります。
気分を支配するものは複合的である為、
「おんな心と秋の空」のように無責任な
表現で誤魔化して、科学的に、それを
研究することを怠って来たように思えます。
しかし、教育や育児の観点からすると、
母親の気分や情緒というものは極めて
重要な要素であり、子どもの人格形成
において無視することのできない部分
だったのです。
実をいうと、気分を支配する心理学は、
商業ベースにおいて、あらゆる商品や
施設に取り込まれており、これが育児
や教育に生かされていないことの方が
極めて不思議なことでした。
つづく