これは哲学ではありません!
エネルギーを効率よく代謝するため
に生命はエネルギーから情報を抽出
する方法を手にしました。
それが神経系であり、脳なわけです。
人間の脳が消費するエネルギーは
摂取量の2割以下ですが、その生み
出すエネルギー量は摂取量の数倍
~数百倍か、それ以上になります。
小さなエネルギー量で大きな作業を
こなすことができるのは、情報という
エネルギーの持つ性質を利用できる
からです。
情報量が増えれば増えるほど、少量
のエネルギーで大きなエネルギー量
を生み出したり、作業量をこなすこと
ができるわけです。
科学技術やアートのようなクリエイティブ
な作業も、情報によるエネルギー極大化
の一種であります。
この梃子(レバレッジ)が極大化した先
にはエネルギーを外部化し、情報だけ
が存在している情報文明や情報宇宙が
誕生しているのです。
エネルギー代謝を極端に下げた状態で
トランスに入る座禅や瞑想もその一つと
言えます。
情報量の大きさとエネルギー量の低さが
文明レベルの尺度となるでしょう。
