そんな魚をあなたは食べていた!?
海産資源の持続可能性についての
調査の一環として、築地を訪ねました。
驚いたのは魚の放射能汚染について、
一切の調査が行われていないということ。
国からも東京都からも特に何も言われ
ていないのでbusiness as usual普段通り
に取引をしています。
築地では大卸(5~7大商社)を通じて、
日本中の魚が運ばれ、福島県沖など
一部の漁業禁止区域を除いた太平洋岸
の魚が何の調査もなしに次々と捌かれて
東京中に配られていたのです。
「ガイガーカウンター(放射能探知機)を
東京都が供給してくれれば、いいのに、」
と不満を漏らしている人たちも築地場内
にはいました。
東京都民はそんな魚を食べていたのです。
そもそも、地質調査もよくせず、東京ガス
跡地に築地を移動する計画をしていた都
ですから、放射能なんて、何のそのという
感性なのでしょう。
以前も、申し上げましたが、「風評被害」に
ついて喧伝する前に、キチンとした調査と
「安全宣言」がなくては、「風評」どころか、
それが「実害」につながる可能性もあるのです。
白雪姫がりんごを見て「それって日本産?」
と質問する米国紙の漫画に外務省が抗議
する前に日本政府としてするべきことある訳
です。むやみやたらに抗議すること事態、
日本国民のみならず世界人民を犠牲にする
ことになるのです。
東京都は早急に、すべての魚について
放射能検査を行うシステムを確立し、安全
宣言をする道筋をつくるべきであります!
ひょっとして、何もしてくれない知事は、
どさくさに紛れた形で当選した感じですか?
皆さまいかがお考えですか?



