新カテゴリーを嫌う日本人
欧米流と日本流の一番大きな違いは
新しいものが登場してくると、欧米流は
新しいカテゴリーを増やそうとするのに
対して日本流はそれを既存のカテゴリー
の中に収めようとするところにあります。
収まりきらないものを日本人は想定の
範囲外あるいは未曾有の事態と呼び、
モラトリアム(思考停止)を宣言するのです。
黒船来航も関東大震災も太平洋戦争
の推移も、すべて想定の範囲外だった
のです。「帯に短し、襷に長し」そろそろ
この傾向から卒業しない限り、日本に
未来はありません!日本人は、同じ
フェロージャパニーズ(同胞)から
どう見られているのか?が最大関心事
であり、モラルハザードなのです。
「人のふり見て我がふり直せ」という
抑圧社会によってお互いが無責任に依存
し合う甘えの構造がそこに形成されるのです。