死後の世界は存在するか?難易度②
意識というものには、センターがあり、
あたかも個人個人、違う人格である
ように振舞っているが、ちょうど竹林
が地下茎でつながっており、一つの
竹であるように、人間の意識も一つ
センターから地表に顔を出した個性
だと以前、このブログで書きました。
この考え方はユングの集合的無意識
とも合致し、人間の意識の連続性は、
個体の死すなわちハードディスクの新
旧入れ替えを代々続けながら情報量
(データ)の増加と蓄積という不可逆な
法則を持っています。
そうした情報の蓄積は、やがて直面
するであろう太陽系の崩壊や銀河の
崩壊、あるいは宇宙のビッグリップ
(大崩壊)へ対抗・対処する宇宙の意志
であり、私たちの存在意義なのです。
したがって、個体の死は、いわば、
細胞の入れ替えと違わず、意識は
センターにおいて連続性を維持して
おりエピジェネティックス(記憶進化)
によって遺伝情報として、あるいは
文明として蓄積されつづけるのです。
つづく