抑圧スパイラル
「いやだぁ、メイクなしじゃ人前歩けない!」
日本女性はつねに
抑圧 X 監視 X 建前 X やせ我慢=日本社会
という抑圧魔角形の中に身を置いています。
これは社会主義国など夜警国家に
見られる社会構造なのですが日本
女性および日本社会は生得的かつ
先天的にこの魔角形を形成していました。
抑圧=「人のふり見て我がふり直せ」
監視=「壁に耳あり、障子に目あり」
建前=「和をもって貴しとせよ」
やせ我慢=「武士は食わねど高楊枝」
抑圧=>監視=>建前=>やせ我慢
という負のサイクルは人間関係のデフレ
スパイラルともいうべき状態を作り出し
「個人主義」を埋没させてきました。
これを「抑圧スパイラル」と呼ぶことにします。
この抑圧スパイラルは自力で脱出することは、
できません。
だからこそ、日本社会はつねに外圧
もしくは外国文化による新たな価値観
の登場と、価値転換を待ち望んでいた
わけです。外国文化に寛容である理由
はそこにありました。
戒律を拒絶しながらも、すべての
宗教を日本人が受け入れた背景
には、17条憲法「和の精神」の
超法規的措置がありました。
今でも外国と締結した条約には
違憲審査権が及びませんヽ(゚◇゚ )ノ
海外就職や海外居住する日本人が生き
生きとしているのは抑圧スパイラルからの
開放があります。ただし、日本人会などの
集団を形成すると、精神上のフラクタルに
よって再び抑圧スパイラルが登場するのです。