お金の作り方④
「経済とは評価である」以上、
評価するための尺度や基準
が必要となります。
人類は共通認識を抱くために
コミュニケーションツールとして
の言語を発明しました。
同様に経済行為を実現する
ために貨幣という共通認識
の評価方法を作ったのです。
人々が愛して止まないお金。
なぜ、人々は、お金を愛して
しまうのでしょうか?
流通貨幣=通貨の便利さは?
①liquidity 何にでも化けることが
できる流動性。その変身能力たるや。
いつでもどこでも好きなものに変化。
だから、きっと愛にも化けれる?
テーマ「悪女を科学する」参照
②portability 物々交換に比べて、
いつでもどこへでも運べる携帯性。
③settlement 地獄の沙汰も金次第
という決済能力。信用も、決済能力も
通貨を発行する(中央)銀行が、どこ
でも、下ろせて、どこでも支払えるイン
フラを整備してくれたからなのです。
④appraisal 共通のものさし!
「通貨とは言語の一種です。」
表面に数字が描かれているため?
一見すると精緻に数値化された
正確無比な物理量だと思われがち
ですが、その実態はたくさんの人々
の声を代表する政党マニフェストの
ようなもの。人々の評価と信用が
そこに隠されていたのです。その
証拠に財務大臣や大統領の発言
でその価値は乱高下するのです。
⑤credit 信用とブランド
③と④によって⑤は左右されて
しまいますがね。北朝鮮のお金は
他の国ではあまり通用しません。
こんなにも素晴らしいサービスを提供
していくれているのだから、もちろん、
サービス料は徴収しますよね?
だってクレジットカードも利用者は
サービス料を払っていますよ。
通貨の利用料は?
それが、金利なのです。