アメリカと日本それぞれのブランド | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

アメリカと日本それぞれのブランド

アジア中の国々が今や

英語に力を入れています。


ベトナムでもタクシー運転手

が、これからは英語を勉強

しなければならないと、ぼくに

語りかけ、様々な催しものに

参加するきれいなイベコンが

仕事をあがると英語学校へ

通っていました。


以前も述べたとおり英語は

旧敵国語ではなく、もはや

地球語なのであります。


しかし、英語はどうやって

その地位についたのでしょうか?


大英帝国の植民地版図が

広く、世界に散らばっていたこと。


ハードパワーで、その地位

を引き継いだ旧植民地アメリカ

は多民族国家として移民を

世界中から受け入れたこと。


そのことによって強力な

ソフトパワーとその輸出先を

持てたことです。


しかし、今や、アメリカの

ソフトパワーの源泉は

ハリウッドや音楽などの

コンテンツよりも、

学問のブランド化なのです。


音楽も映画も今やローカル化

が進み、ハリウッドは主力輸出

商品を映画からテレビシリーズ

に転換して、しのいでいます。


ローカル化がけっして起きない

アメリカンブランドはアイビー

リーグなど学問ブランドで、

アメリカの大学は事実上、

世界中のエリートが憧れる学問の

メッカになってしまっているのです。


しかし、とは言っても、

日本も科学技術立国として

確固たる地位とブランド

世界に築いており、日本の

大学が世界に門戸を開けば、

日本も強いソフトパワーを

世界に発揮するものと考えられます。


では、どうやって日本の大学は

国際化するのでしょうか?



英語で授業をするのです。


                 つづく