目覚めよ!中小企業
日本の中小企業は海外の企業
とりわけ成長著しいアジア諸国と
の取引きを積極的に増やし、
アジア企業とのパートナーシップ、
JVやM&Aを通して、アジア内需に
よる活路を目指すべきだとずっと
唱えて来ました。
しかるに、日本の中小企業特有は
外国アレルギーと英語コンプレックス
が強く、そこに大きく立ちはだかって
いたのでした。
しかも、中小企業がアジア進出する
と技術流出が起こるという議論すら
実しやかに囁かれていたのです。
しかし、よく考えてみてください。
技術流出は商品が市場に
出回った瞬間に起こります。
新しい車が出品されれば、即、
競合他社によって、その車は
徹底的に研究されるわけです。
これはスポーツ選手がお互いに
切磋琢磨し、健全な技術競争を
繰り広げることとなんら変わらない
ことなのであります。
むしろ、企業たちはスポーツ選手
以上に切磋琢磨し、R&Dを通じて
技術開発を行い、優れた教育に
よって優秀な頭脳や技術者を育て
ることこそが、肝要なのであります。
プロ野球のメジャーリーグ流出が
起きたとき、プロ野球が二軍化する
などと嘆いていらした方がおりました。
でも、結果はどうなりましたか?
日本はWBCで二連覇を果たして
野球帝国の座を射止めたのです。