母親になるための学校
以前、このことは書きましたが、
ご質問を受けましたので、
お答えいたします。
母親が「外人コンプレックス」だと
その息子も娘も外人コンプレックス
になる傾向にあります。
日本では子育てが母親の専権事項
である以上、母親の価値観が子供達
の価値観を強力に左右するからです。
父親の育児参加もさることながら、
「母親になるための学校」を民間
でもかまわないので設置するべき
でしょう。
なぜ、それが必要なのかはブログ
テーマにある「悪女を科学する」を
最初の方からお読みいただければ
と存じます。
坂東真理子さんが「女性の品格」を
いくら叫んでみたところで女性社会
における厳しい身分制度や女性間
闘争などの本質的な議論をなおざり
にしたまま女性を語ることは無意味
だと思われます。また、住居に由来
する日本の抑圧型社会が生み出す
社会構造や心理機能を理解せずに
女性論を展開することも無効です。
謙譲語など日本の敬語文化そのもの
が心理学上、日本人の「前向きさ」を
奪って取ってしまっていることも留意
するべきでしょう。