なぜ女性はファッションを好むのか?
*難しいと感じられる方は「悪女を科学する」
における過去ログをお読みいただいてからが
いいと思います。
女性社会が
厳しい身分制度にあり、
序列社会であることは
既に述べて来た通りです。
上下距離の近い者同士は
見えない熾烈な競争を
繰り広げ、呉越同舟、合従連衡
のごとく敢えて
友情という同盟関係を結び、
しかし、そこには下克上や
知られざる裏切りが
日常化しているのでした。
女性(XX)同士の闘争は
親子間(母娘)にも存在し、
これが育成される女性心理に
大きな影響力を持っていました。
男性社会は
競い合うドメイン(土俵)が
たくさん存在(マルチドメイン)し、
種類の違うドメイン同士は
競争でなく、協調、
尊重し合う関係にあり、
この性質が狩猟のために
チームを作り出せていたのです。
これを鶏鳴狗盗の原理と呼びます。
Y染色体が作り出す
極端な特殊能力と、
それらを協調させ、
何かを達成する鶏鳴狗盗の原理。
そして、それらの褒賞として、
XX(女性)がXY(男性)へ
与える「美や若さ」という
インセンティブ(えさ)によって
人類は万物の霊長として、
高度な文明を形成するように
なってきたことは言うまでもありません。
女性がインセンティブで
男性を支配し、
男性は特殊能力を組み合わせ、
チームをつくるビジネスモデルこそ
地球生命史上最強のシステム
だったわけです。
では、なぜ、女性はファッションを好み、
それぞれがお互いを分類分けするのか?
それは女性たちが
Y染色体モデル(マルチドメイン)を採用し、
ファッションという分野でドメインをたくさん
用意することによって女性間闘争を緩和
していただけなのです。
とりわけ、日本女性は職業や能力で分類
されるのではなく、ファッションによって分類
されることを好み、このことでお互いの競争
や闘争を緩和し、緩衝材としてファッションを
利用していたのです。
だからこそギャル系はおネエ系とけっして
交わることがなかったのです。