円の構造 難易度②
数学や幾何学は文法です。
文法は現実のもの(ことばそのもの)
ではありません。
幾何学や数学が想定している
完全な円、直線は想像できても
実際には存在しない。
たとえば点というものも
あくまで便宜的なもの。
点はそれが実際は円なのか、
台形なのかハッキリしないのです。
近代物理学は正に点の構造の追究でした。
以前、このブログで時間とは
二次元平面であるという趣旨
のことを書いたのを覚えています。
条件1
時間のない世界が存在すると
仮定した場合、それはすべて
の時間の始まりであり、かつ
終わりでなければなりません。
条件2
相対性理論の要請に基いて
考える時間は階層的であり、
早く流れる時間とゆっくり流れる
時間を想定できます。
DVDやバウムクーヘンのような
時間宇宙は回転する円周であり、
構成するサイズの違う円周が
階層的に中心点へ向い、その
中心には無時間が存在します。
しかし、こうした想像を巡らす
たびに幾何学はトポロジーへと
進化せざるを得ないのです。