ケビンの学校生活
自分がいかに日本人コンプレックス
だったかは拙著「空爆式ディベート革命」
KKベストセラーズに書いてあります。
アメリカの幼稚園で
初恋の女の子は
中国人の女の子で、
理由は日本人に
似ていたからです。
幼稚園の頃から
東洋の神秘に憧れてまして、
テレビ番組に禅や侍が登場すると
食い入るように見ていました。
最初につけられたあだ名が
グリーンホーネットで、それが
ブルースリーが演じていた
テレビドラマからくることは
日本に来るまで知りませんでした。
ぼくはかなり変わり者でしたが、
アメリカではまったく
イジメられませんでした。
人種差別とかはありませんでしたね。
むしろ、ドイツの日本人学校を
皮切りに日本社会では
スゴくイジメられました。
「お前、浮いているんだよ。」
といわれたとき、
「別に一緒に沈みたくないから」
といい返してイジメられましたね。(・Θ・;)
初登校の日、教壇で挨拶を
させられたんです。すると、誰かが、
「先生、彼、赤い靴下を履いていますよ。」
と言ってきたのです。
すると先生が「赤いのだめだよ」
別に陸軍に入隊したわけではないので
「なんで赤い靴下ダメなんですか?」
と聞き返してしまいました。すると先生は
「他の人を見てごらん、みんな白だろ」
納得がいかないので
「みんなが白だと赤はダメなんですか?」
その後は職員室に呼ばれるわ、
みんなからイジメられるわで
恐怖の学校生活がはじまったわけです。
つづく