借金の条件 難易度①
地球上の人類は
1分間に140人、
1日で20万人、
年間8千万人増え、
現在は68億人、
2050年には100億人
に達します。
日本の債務は国内型で
国民からの借金が1084兆円。
一方、アメリカは対外債務
だけで、1200兆円以上。
借金総額は4000兆円に
まで膨らみます。
単純に考えると、
人口が増えつづける限り、
マーケットは拡大するので、
借金をしつづけても大丈夫
なようにも見えます。
しかし、そこに立ちはだかる
のは資源問題と人権問題です。
資源の確保がなければ
人々は生きていけません。
だから資源確保は焦眉の急。
そして、さらに人権の保障が
ないと所得保障もないため、
他国の借金を背負うことは
できません。
つまり、たとえ人口が増えて
マーケットが拡大したとしても
資源の確保と人権の保障が
ないと借金を背負い込むこと
はできなかったわけです。
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対外債務というのは
最終的に成長する国々
から借りるものなので、
人口の多い国に背負って
いただかなければ
なりません。しかし、
その国が借金を背負う
ためには条件が整う
必要があったわけです。
①資源国であること。
(人口も資源になります)
②資源国でないならば
市場主義経済であること。
③人権を保障していること。
国民の最低限の生活保障
がない国は所得保障が
ないため、借金を背負う
ことはできません。
つづく