宗教に罪はない
なぜ、平和や愛を唱える宗教が
戦争を誘発し、戦争の主人公に
なりえるのでしょうか?
宗教に罪はありません。
宗教は利用されてきたのです。
宗教はその性質上、ある特殊な
技術を持っておりました。
それは何でしょう?
洗脳力です。
宗教の悲劇はその洗脳力を
利用され、戦争に、選挙に
人々を駆り出してきたことです。
マルクスの「宗教はアヘンである」
という表現は宗教に麻薬のような
中毒性があるという意味ではなく、
デメロールのような痛み止めとして
の宗教に頼ることなく、社会を変革
していくべき、小泉流にいえば、
「痛みをともなう構造改革」の必要性
を説いていたのだと考えられます。
現実には「マルクス主義」自体が
一つのイデオロギーとして宗教化
していき、そこから分派である
「毛沢東主義」や「スターリン主義」
そして一部地域で現在もなお猛威
を振るう「金日成主義」へと、分派
して行ったわけです。
つづく