anan7月8日号No.1666
行き過ぎた
金融市場経済が
女性の恋愛の仕方にも
深刻な影響を及ぼしていました。
かつての3K
K高学歴
K高収入
K高身長は、
さらに、きめ細く、
厳しい会計基準
となり、
四季報ならぬ、
女性誌に
恋の投資案件
として掲載され、
それを鵜呑みにした
女性たちは、
友人同士が互いに
会計士や監査役を演じ、
互いのインサイダー情報に
振り回されていたわけです。
一番、笑ってしまうのは
「メールは無視しろ!」
「電話は三回かかってくるまでとるな!」
「男はしている腕時計で判断しろ!」
ニセモ/本物の判別つかない素人が
こうしたアドバイズに忠実に行動し、
いい恋愛を手にしたつもりでいたことです。
これは欧米人からは
笑いの種になっていました。
日本女性は、その一方で、
SEX AND THE CITY
というキャリアウーマンの
恋物語に憧れを抱き
女性の社会進出を
讃えながらも...
実際のところは、
自分の所得アップではなく
女性誌に掲載される
男性会計基準を片手に、
競争相手でもある友人
のインサイダー情報を
頼りに飲み会(合コン)や
婚活・恋活系パーティーに
明け暮れ、キャバクラで
バイトする毎日だったわけです。
いわゆるヒルズ合コンは
どちらかといえば、
お金好きな蛭(ヒル)を
集めるコンパという意味に
なっておりました。
しかし、今般の金融市場破綻
は、そうした意識や生活ぶり、
日本女性全般に意識転換を
迫っています。
その現われが、
anan7月8日号No.1666
「男を見る目をとことん磨く!」
ぼくが今まで、このブログで
書いてきた視点を、比較的
クリアした内容になっております。
しかし、何よりも大切な
ことは、自分の頭を使って、
友達や母親アドバイズに
頼らず、相手を選ぶことです。