なぜ女子高や女子大は廃止されるべきなのか?②
ジェンダーフリー(性別排除)
genderfreeについて、
政府関係とフェミニストの間で、
その意味をめぐって、
じつに不毛な議論が
展開されています。
どの立場も日本人特有の
憲法9条をめぐる解釈論
同様、定義論で迷走しています。
しかし、
いずれの立場にたっても
教育基本法第3条にある
(教育の機会均等)
「すべて国民は、ひとしく、
その能力に応ずる教育
を受ける機会を与えられ
なければならないもの
であって、人種、信条、
性別、社会的身分、
経済的地位又は門地に
よって、教育上差別されない。」
という精神に男女共学は
のっとっており、
共学こそが教育機会の
均等にあたるわけです。
したがって男子校や女子校
など性別教育は機会均等を
奪うことにほかなりません。
性別教育を掲げる
進学校などは
多感な時期に
共学は学習の妨げに
なるなどとも主張しており、
①学校を一歩出れば、
そこが共学の世界で
あることと、
②性別校や共学校が
いくらでも交流できること
に目をそむけています。
帰宅すれば共学、
外出しても共学、
アルバイト・就職しても
共学の、この世界で
わざわざ性別を過剰に
意識させるような教育
方針をとること自体、
そもそも、愚の骨頂
なのであります。
つづく