やっぱり顔ですか?
以前、男女ともに異性を選ぶときは
顔で選ぶことが大切だと書きました。
その根拠は二つあります。
①脳で処理される情報の70%は視覚
情報であるということ。
②顔は遺伝子の描いた記号(絵)であり、
人間は自分が必要としている遺伝子を
そこに読み取っている可能性が高いと
いうこと。
たとえばAさんがBさんの顔に魅力を感じ
ている場合、BさんはAさんの持つ癌など
の負の遺伝子を中和する遺伝子を持って
いる可能性が高いわけです。そして、この
ことはフェロモン諸法則にも呼応している
はずです。
他動物よりもフェロモン受容器を退化させ
視覚中心となった人類は、そのおかげで
素晴らしい美意識や文化を織り成すことが
できたのです。
さて、「顔で選べ」というのは美男子や美女
だけが選ばれることとは違います。
いわゆる黄金比等に基づく美形はたとえば
血液型でいえばO型に相当します。ちょうど
O型が誰に対しても、輸血できる血液型で
あること同様、黄金比は誰からも好かれる
顔となります。ジョージ・クルーニーや
ブラッド・ピットなどはその類になります。
だから、人気もありますね。
しかし、血液型A型の人にとって、最も、
輸血に適していたのはO型ではなく、
A型だったのです。つまり、たとえ、
周囲から人気がなくとも、イケメンや
美女でなくとも、自分にとって最高の
好みの顔がこの世には必ずいるはず
ということ。
そして、このタイプこそが、遺伝的に
適合する相手であり、健康で優良な
子孫を残すのに有効な相手だった
わけです。
一方、母親や友人などから
「男は顔じゃないわよ!」
などと洗脳されすぎた女性は
反対に感覚が鈍ってしまい、
本来の好みを選べなくなって
いる場合も大いにあるわけです。
次回は「できちゃった婚のすすめ」