恋愛人類④美は力なり!
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息子の支配をめぐって、
生殖能力の高い若い女性
と生殖能力の低い女性は
嫁姑という闘いを続けます。
いわゆる男尊女卑はこの
ことに由来します。
支配力を高めようとする
生殖力の低い女性たちは
男性(息子)を味方につける
ことで、若い女性を支配し、
母親は息子を立てさせる
ことで、間接的に自分の
支配力を高めていたわけ
です。
とりわけ、女性間競争
の激しい日本社会では、
「恥の文化」を活用した
「世間様の目」を根拠に
年老いた女性たちが若い
女性たちを支配します。
これが「お局」文化です。
一方、若い女性同士も、
支配力を巡って競い合う
ため、「周りの目」を
根拠にスティグマ(中傷)
でお互いを監視し、支配
し合います。
若さやルックスにはっきり
とした序列(縦社会)があり、
強力な身分制度のある
女性社会にあって、いわば、
鉄砲伝来のごとく下克上
(序列の変化)を実現させた
武器が化粧品とファッションでした。
だから「美は力なり」は
ほんとうの話だったのです。