遊ぶために稼ぐは正しい 加筆
すべての利益は原則として
最終的に個人の遊興費と
生活費に分配されます。
たとえば仕事発注が起こると、
見積もりや請求書が提出され、
請求内容は次のようになります。
仕事内容の経費+私の生活費
マークアップ(料金の釣り上げ)
されればされるほどそれは
仕事内容の経費+私の生活費
+私の遊興費
になります。この生活費と遊興費
の部分に制限を設け、課税調整
を図れると、マーケットにどのような
影響をもたらすでしょうか?
原価+経費+作業者の(生活費+遊興費)
果たしてこのような課税方式は
価格競争を萎縮させ、乗数効果
を減衰させるでしょうか?
むしろ、過剰な価格競争による
リストラ、派遣斬りなどには効果
を発揮するかも知れません。
法人税を上げれば資産は海外へ
所得税を上げても資産は海外へ
一方、消費税を上げれば、逆進性
(金持ちは得して貧乏人が損)の
不公平感が生まれます。こうした
ジレンマへの解決策はマーケット
そのもの、取引そのものにメスを
入れることです。
たとえば
贅沢税(Luxury Tax)のような形で
マークアップ倍率に対して~%課税
という税方式などです。
経済学とは人類の生態系の
仕組みを研究する学問です。
だから、生物学の一種でも
ありますが、知能の高い人類
は結局、心理学に支配される
のです。