ここが変だよ 日本人  | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

ここが変だよ 日本人 

ここが変だよ日本人という

番組は歴史に残る番組です。


それまでの日本人は英語が

話せないと外国人と

コミュニケーションとれない

思っていました。


どこかの英会話スクール

がしきりに喧伝していた

「異文化コミュニケーション」

は英語がなくては理解できない。

そんな固定観念stereotype

を植えつけていました。


小生がこのブログにおいて

早稲田大学国際教養学部は

現代の出島だと批判したこと

や多くの「国際的なキャンパス

をPRする日本の大学は教授の

講義はおろか、単位取得方式も

日本語オンリーなのでとても

開かれた大学とは言えない

ことも事実であります。


しかし、日本人がバブル崩壊で

完全に自身を失ってしまっていた

時期に自身を見つめなおす機会

を与え、エールを送ったのもあの

番組なのです。視聴率は支持率

ですから、日本人はそれを求めて

いたのです。


異文化コミュニケーションは英語

なしには成り立たない。そのバリヤー

を外してくれた、ある意味、第二の

黒船来航」があの番組でした。

外国人が「日本語」で本音を語り

かけてくれたのです。


戦後、不死鳥のように甦り、
80年代にジャパンアズ 

ナンバーワンとまで言われた

日本はバブル崩壊によって

完全に自信を失っていました。


このころの日本人は自分探し

の旅へ出かけ、自身のルーツを

模索していました。そんな番組

の一つに「ここが変だよ」があり、

世界がどう自分を見ているのか?

自分自身を客観的に見つめなおす

チャンスになったのです。


移民と外国人労働者の国、

多民族国家であるアメリカ

ではこのような番組は

考えられません。むしろ、

こうした番組が視聴率を

とっていたことは日本が

世界に開かれていたことの

証左でもあったのです。


あのような歴史的な番組に

自分が関われたことを小生

は誇りに思っています


NHKのクールジャパンや

世界を変える100人の

日本人(TXN)などの番組

はその逆バージョンです


でも自分を自慢をするよう

になったのも自信のなさの

表れかもしれません。