日本人から地球人へ | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

日本人から地球人へ

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■ ここがヘンだよ日本のビジネス
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日本では当たり前の事柄が、国際社会では常識外れ、

的外れであるケースは筆舌を尽しません。

それはオレンジジュースに氷を入れる非常識や

レストランのウェイターが客に向って

「ようこそ~いらっしゃいませ」と怒鳴り散らす

異常行動にはじまり、各国駐日大使が嘆く企業や政府

の意思決定速度の遅さ、あるいは立法府と内閣が

M&Aした国会。代表取締役社長などという英語に

訳せない役職が存在し、取締役会と経営陣が

M&Aした企業のいびつな二角形構造などなど

枚挙にいとまないのです。

日本の米相場で発明された金融工学、先物取引を

活用しないで、取れすぎた牛乳を無駄に捨ててしまう

日本の畜産農業は、ちょうど三洋電機の開発した

ソーラーパネルが日本以外の国々で普及している

ことと状況は似ています。これほどまでに頭のいい

民族が何ゆえこれほどまで愚かなのでしょうか?

このシリーズを通じて解き明かして、解決策を提案

していければと存じます。

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■ 日本は「加工型貿易立国」!
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食料自給率40%未満で年間輸入額は約400億ドル。

輸入超過国のドイツやイギリスを大きく引き離して

います。石油は99.7%輸入にたよっており、

備蓄量は94日分でした。つまり外国からの輸入が

止まれば三ヶ月でアウトです。

日本にとって輸入と輸出は呼吸する事と同じなのです。

でも、こう考えてください。ほとんどの生命は

空気・水・太陽光に頼って生きています。

これらがなくなれば即死ですね。そして、

生き物同士は相互に依存し、共生もしています。

国家もまったく同じ構造だと考えてください。

だから、あわてることはありません。

日本が国としての価値を維持しつづける限り

において日本は困ることはないのです。

もちろん、その中には日米同盟のような軍事同盟

も入ります。皆さん、兵役には行きたくないでしょ?

ビジネスだけやっていたいですよね?

日米も相互依存関係にあったわけです。

80年代の日本を「日本株式会社」と揶揄してきた

国々も日本から学び日本型国家に変貌してきました。

今や国がビジネスする時代なのです。だから
国富ファンドが他国の資産を買いあさったり

もするわけです。今後の外交は国そのものが

企業行動をとっていく時代です。

つまり、グローバル経済はミクロ経済なのです。

国の指導者たちはビジネス感覚がなければ

勤まりません。でも日本の役人や政治家に

その資質があるかどうかは全く不明ですね。

反対に日本のビジネスマンたちは一国の政治家、

外交官のように考える必要が出てくるわけです。

あなたにその資質はありますか?

たとえば、こんなことです。
「食料自給率が40%を切ってたいへんだ!」と

皆さん騒いでいます。でも、世界の食糧援助総量が

1000万トンで日本人が一年間に捨てる食料は

2000万トンなんです。自給率を語る前にあなたが

残しているご飯から考えませんか?

家庭が捨てている可食ごみ1000万トンで

世界を養えますね。これをビジネスに変えることを

考えた方いらっしゃいますか?

考えた方はぼくにメールをいただければです。。

新しいビジネスモデルはかようにしてつくられ、
つくられていくべきなのです。

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■ 地球人になるためのビジネスマニュアル
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まずは事実関係からです!

日本人がいくらIT社会だの、高度情報化だの、

唱えたところで所詮、WWW上での日本語サイトは

2%以下といわれています。英語能力で遅れを

とる日本人はともすると英語情報の海の中

井の中の蛙になってしまっていたわけであります。

ちなみにこのメルマガはビジネスに役立つ英語

レッスンも入れていきます。英語ができないことに

よるこの国の経済的損失が一体いくらになるのか、

文科省の方々に計算していただきたい!

と思っている次第であります。

日本人が英語のできない理由は実に簡単です。

英語のできない日本人が日本語で英語を教えて

いるからに他なりません。6万人にいる英語教師の

方々の雇用を確保するためにあなたは英語が

できないでいたわけです。つまり、英語のできる

ネイティブやバイリンガル英語教師を雇わないこと

によって皆様は6万人の方々の生活のめんどうを

見ていたわけです。あなたの英語力と教員団体や

文科省の失業対策はトレードオフ(交換条件)

関係にあったわけです。


◎フローリングにスリッパを履く理由!

ちょっと話が逸れますが、一戸建て住宅やマンション

フローリングが流行り出したとき、住んでみて冬場

は床が冷たいことに気付かされます。当たり前のこと

ですが、西洋人は靴を履いたまま家で生活しており、

だからこそフローリングでも足は冷たくならない訳です。

そのことに気付いた日本人はそこでスリッパを履くこと

考えつくわけです。そして、やがて韓国人が発明した

床暖房システム(オンドル)を活用するにいたる訳です。

これはちょうど有名な憲法九条の一項で「国権の発動

たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は国際

紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」

と書いておきながら芦田修正によって二項で「前項の

目的を達するため陸海空軍その他の戦力は、これを

保持しない」の「前項の目的」というスリッパを付け

足す行為に似ています。平和憲法も「前項の目的」

というスリッパを履かせることで、反対に戦力保持へ

の道筋をつけ、自衛隊の存在と帳尻を合わせることが

できたわけです。

話を英語教育に戻しますと、さすがの文科省も

ネイティブを採用する圧力を感じたのか?

1987年よりJETプログラムというものをはじめ、

アメリカの大学生たちを招聘するようになります。

しかし、ここにもちゃんとスリッパが置いてあった

のです!今回は「チームティーチング」という

スリッパです。「ネイティブの先生と日本人の先生が

チームで英語を教える!」このスリッパで日本語でしか

英語を教えることのできない先生方の立場もちゃんと

確保していたのです。結果として、子供たちは日本人

先生の解説やネイティブ先生とのけんかを見聞き

しながらネイティブでない英語を学んでいった訳です。

めでたしめでたし!

このスリッパを履く習慣は少なくとも語学に関して、

結果として日本に経済的損失をもたらしておりました。

語学に関しては他にも様々な理由があります。

日本語が外来語の集大成であるということばの

構造上の理由やら10年間で実質的に3ヶ月分に

しかならない英語の授業量などなど。

また、機会があるときに書いて参りますが、

ビジネスにおいて一番大切なことは英語よりも、

あなた自身の視点です。

あなたが今生きている世界は、もはや、

国際社会でありません。グローバル社会です。

グローバル(地球規模)ということは

惑星的な視点や視野を持つことが

ビジネス・経済・外交に不可欠なのです。

もはや、あなたは国際人から脱皮して、

地球人にならなくてはならないのです。

ビジネスにおいて勝ち組になるためには

地球的思考で行動してください。

環境問題のことだけ考えろ!などとは

言ってません。惑星的思考発想法や

考えるヒントはそこにしかないのです。