ユーロとアメロ
ドルの価値が下がっている理由は
新通貨アメロに道を譲るためです。
カナダとメキシコを含む北米自由
貿易協定NAFTA(1992年)はアメロ
という統一通貨のインフラとなった
のであります。日本では市町村の
M&Aが盛んに行われておりますが
世界では国と市場のM&Aが進行
しておりました。GDPベースで
見るとつぎのようなランキングに
なっております。
① NAFTA 3カ国 13兆米ドル
② EU 25カ国 12兆米ドル
③ 日本 1国 4.2兆米ドル
④ 中国 1国 2.3兆米ドル
⑤ MERCOSUR 南米6カ国 1兆米ドル
⑥ ASEAN 10カ国 8619億米ドル
小生が唱えた国連通貨は基軸通貨
であってユーロのような統一通貨で
はありません。世界統一通貨は一つ
の中央銀行が一つの金融政策で
世界の金融市場をコントロールする
という極めてリスキーな事態に陥ります。
なぜなら統一的金利政策は資金の逃げ道
を塞ぐことで為替ヘッジが効かなるからです。
そもそも資金=資本には逃げ道が
いくつもあり資本の道はけもの道でした。
不動産・先物資源・証券・知財・通貨など
資産になるものなら何でも化けることが
できたわけです。でも、これができたのは、
通貨(貨幣)という数値化ツールがあった
からに他なりません。通貨は自然とその中
にサービス料(金利)が含まれており、
このサービス料の値段によって
通貨自身も商品となり、他の通貨
と交換されていたわけです。しかるに
交換できる他の通貨がなくなり、
サービス料も一つだけになると
たった一回でも通貨に信用がなくなれば
人々は物々交換時代へ逆戻りせざるを
得なくなるのです。
アメロというスーパーサイヤ人の
ような超強力通貨が誕生すると、
米国国債などの借金は為替や
アメロ国債の発行で大幅に消す
ことができます。800兆円の借金
と少子高齢化社会にあえぐ日本も
アジア統一通貨策に逃げる方法
しか道は残されていません。しかし、
それは図らずも国連機軸通貨への
道筋をつくるものになります。
国連という合議体が発行する通貨
こそが世界で一番信用あるのです。
なぜなら地球そのものが担保に