お笑いの原点はイジメにあり!
あるキー局の編成マンと飲んだとき、
「日本のお笑いはサッカーだ!」と
おっしゃってました。確かにひな壇系
も司会のアドリブもチームプレイが
要求されています。誰かのパスを誰
に回し、どこでシュートするかは、
チームメイトのあうんの呼吸次第。
英語でいうpunchline落としどころ
に向けてフォーメイションを組む為
には相手の事をよく知ってなければ、
できません。つまり、テレビ番組で
お笑いをやっていくためには仲間に
ならなくては、「仲間外れ」という
売りすらできないのです。もちろん
だからこそ、そこに派閥やら派閥争
いも生まれてくるわけです。
…小生はいつも仲間外れですがね。
日本のお笑いはドタバタslapstick
ばかりだと前回、申し上げましたが
そもそも日本の笑いの原点はイジメ
にあったのです。原則として漫才に
おけるボケと突っ込みフォーマット
は人数が増えても同型で一人に対して
たくさんが突っ込み、笑いものにする
という構図は変わりません。
日本のお笑いがイジメだからこそ
お笑い芸人にイジメっ子やヤンキー
出身者が多いのです。スピード感
あふれる突っ込みに関心させられる
こともありますが彼らはもともと
イジメのプロだったのです。
