早稲田大学における出島根性 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

早稲田大学における出島根性



早稲田大学にできた国際教養学部を
見てきました。講義はすべて英語で

留学生に広く門戸を開いているという

ので「いよいよ大学の国際化」を期待

して出向きましが、ご覧の通りのビル

つに学部生全員が閉じ込められて

おり、メインキャンパス外側の端っこに

それはひっそりと立ってました。
これぞまさに374年前に設置された
長崎出島を彷彿とさせるシステム。
EU貿易相Peter Mandelsonが指摘した
出島根性DEJIMA MINDSETそのもの
だったのであります。実は外資系である

上智大学ですら2006年まで国際教養

(比較文化)学部は四谷から離れた

市谷にひっそりとありました。



なぜ多くの日本の大学は留学生を出
島へ追いやってしまうのでしょう?
単位の取得方式が違うなどの表向き
の理由よりも実は英語で授業のでき
る教授が日本にはいなかったのです。
多くの大学案内は国際色の豊かさを

謳い文句にしておりますがフタをあけ

てみれば、すべて食品偽装状態なの

であります。大隈さんこれでよかった

のですか?



世界水準の大学になるためには大学
自身、英語ができることは必須条件。

1. ハーバード大学
2. スタンフォード大学
3. カリフォルニア大学バークレイ校
4. ケンブリッジ大学
5. マサチューセッツ工科大学
6. カリフォルニア工科大学)
7. コロンビア大学
8. プリンストン大学
9. シカゴ大学
10. オックスフォード大学
の仲間入りするためには英語もしく
は多言語化をしなければ優秀な学者
も学生も集まって来ません。英語が
De facto world language事実上の
世界共通言語なのは人口の多さから
ではなく、ソフトパワー即ち知力が
高いからなのです。上海交通大学に
よる大学ランキングでは東京大学が
20位、台湾大学が161位、清華大学
が167位、北京大学が228位でした。
日本の大学のとるべき戦略は...
出島根性をなくすこと
ノーベル賞に近い研究者に設備を
提供すること。
世界的企業との産学共同戦略を

進すること。
英語を軸に多言語化サービスを提
供すること。



でも、大隈定食は美味かったです!


早稲田大学は新設四年目になる国際

教養学部を新築中の建物へ他学部と

分け合う形で移動する予定だそうです。

しかし、上智大学同様、単位取得方式

および使われる言語が違うため、学内

出島方式は変わらないそうです。

分かりやすくいえばカプセルに入った

ままの留学生達は出島から出ることが

許されないということです。そこで、

日本の大学半分以上の単位を

英語でも取得できようにするべき

だと小生は考えます。そのためには

TOEFLスコア世界最下位という雪辱

をどげんかせんといかんのです。

しかし、そのためには日本語でしか

英語を教えることのできない英語教師

達のリストラからはじめねばなりません!

大隈さんいかがでしょう?