こころの幾何学2 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

こころの幾何学2


約80%の母親は出産直後、うつ状態になり、
個人によってはそれを長く引きずる事があり、
これをPostpartum Depression産後抑うつ症
と呼びます。乳幼児の脳は母親と双方向な

コミュニケーションやコラボレーションによって

脳は発達させ、こころを醸成して行きます。

つまり母親の「あっぷっぷ」こそ日本の未来を

作っていたわけです。脳はこころの工場です。
ところが工場長たる母親がもしも、うつ状態
だったら

どんな脳やこころが作られていくのでしょうか?



子供の攻撃性、知能の伸び、猜疑心の醸成
に影響するどころか、アスペルガー症候群、
や注意欠陥児童、自閉症に至る様々な症状
へ、つながっていると小生は考えております。
また、この立場をとっている欧米の学者は
けっこういます。したがって出産直後から
母親のこころのケアを施していくことは図
らずも子供のこころのケアにつながるわけ

です。厚生労働省は文部科学省と連携して
この研究を早急に進めることが肝要です。




お父さんが家を空けているあいだ家の中で
はいったい何が起きていたのでしょうか?

家庭不和や育児ノイローゼに由来する、

知らず知らずに行われていた子供たち

への精神的虐待。しつけと称するため
咎めることのなかった子供のこころへの抑圧

母親の間違いだらけの育児法について、
そして育児ノイローゼ対処法について、
さらに父親側の予備知識と父親の育児参加に
ついて厚労省と文科省は共同してマニュアルを
作るべきでしょう。もしも、縦割り行政が弊害に

なっているのだったら、国家の品格を阻害して

いたのは紛れもなく官僚たちだったのです。

日本の未来はあなた達の手の中にあったのです。


*自閉症スペクトラム(広義の自閉症)
については後天説と先天説が未だに
あります。小生がとっているPPD
(産後抑うつ症)説はちょうとその
中間的な考え方になります。
SHANK3
遺伝子仮説やCADPS2遺伝子仮説は未
だに決め手になっておりません。