こころという商品
脳は人のこころを作る工場で、
乳幼児の時期からその工場長
兼作業員つまり操業責任者は
紛れもなく母親であることは
「悪女を科学する」シリーズ
ですでに書きました。そして
80%以上の母親が一週間は
患うとされるベイビーブルー
といううつ状態とそれが長期
に続いてしまう産後うつ病。
さらに育児ノイローゼや家庭
不和が子供のこころに与える
影響は計り知れないわけです。
少年少女犯罪はもちろんのこと、
犯罪心理学が説明するほとんど
の犯罪の原点はこの工場長との
関係と工場が送り出すこころという
商品の性能なのです。もしも、欠陥
商品が工場によって製造されたら
誰の責任になりますか?
もちろん工場長です。
ところがそれを商品の所為に
してしまっているのが現司法
制度なのです。テレビ番組で
「親を逮捕しろ!」と小生が
言ったのはこの意味からです。
再犯率の高い少年院や刑務所
は精神病院とM&Aするべき
ですし、ほとんどの犯罪者は
精神心理的療法を必要とする
のです。また同時にこころの
工場長たる母親や経営責任者
たる父親もそこで加療される
べきでしょう。サルや鳥類に
見つかったミラーニューロン
という心のコピー機能は人間
にも存在しており、よく女児
に見られる母親譲りのませた
発言や行動はこのニューロン
が働いて母親のコピーをして
いるからに他なりません。
幼稚園に入園する前から女児
達がするイジメ行為や入園後
に起きる派閥争いも工場長の
猿真似か、指示に従っていた
に過ぎないのです。いわゆる
モンスターペアレンツもその親
である祖工場長の責任なのです。
日本には「親の顔を見たい」
という表現はありましたよね。
