ハーフベイクド民主主義 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

ハーフベイクド民主主義

日本の民主主義はなぜ
half baked中途半端なの
でしょうか?その方が
都合がよかったからです。
誰にとって?
占領軍にとって...。
即ちアメリカ政府にとって
その方が統治し易かったのです。

占領軍は日本を統治するため
に完全な民主主義の仕組みを
日本に与えませんでした。
だからこそ日本の民主主義は
半端だったのです。

民意の前に官意があり、官意
の前に米意があったわけです。




米意とは何だったのでしょうか?
日本の非武装化、非共産化、
親米化そして経済復興です。

日本の再建、再興は
優秀な官僚制度というインフラ
(社会基盤)があったため、
軍閥と財閥を解体するだけで
役人をそのまま残しました。
これはちょうど不動産売買の
際に躯体設備をそのまま使う
のと同じ事です。使えるものは
そのまま使い、お金をかけない。
おかげで無駄な労力や時間
をかけることなく日本を
再起させることができました。




役人が連合軍に重宝された、
もう一つの理由はその英語力です。
当時の日本に英語を話せる人は
ほとんどいませんでした。
鬼畜米英で戦って来た日本で英語が
話せたのは役人くらいだったのです。
アメリカも頼りにした官僚機構。
かくして官僚支配の下地はここに
できあがったのでした。主権を回復し、
引き上げた占領軍のあと支配権を
手にしたのはもちろん官僚たちだったのです。




なぜ、アメリカは日本に半分しか
民主主義を与えなかったのか?
その方が支配しやすいからです。
たとえば、日本には
言論の多様性があっても
完全なる言論の自由はありません。
これも統治側の都合だった訳です。
占領軍は反米などの言論を
抑える必要があったため
言論の自由と民主主義がセットに
なっている事すら夢夢知らない日本人

に言論の多様性のみを与えた訳です。




ある意味、植民地主義の終焉
とともに植民地化されたのが
日本でした。主権を回復して
なお実質的な民主主義を体現
できない日本は未だに植民地
のままなのです。