守銭奴と金の亡者って誰? | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

守銭奴と金の亡者って誰?

財務省(旧大蔵省)がトップエリートだ
という発想自体が実に卑しいんです。
金を預かる者が「一番偉い」という考え
は何につながるのでしょうか?





アメリカでは財務省の地位は国務省の下
です。大統領継承順位は上院議長を兼務
する副大統領の次が下院議長、その次は
上院副議長で国務長官、財務長官の順番
となります。つまり、日本でいう外務省の
方が財務省の上に来るわけです。いかに
外交を重視しているかが伺えますね(^∇^)





そもそも、アメリカで財務省の役人は

エリート官僚扱いされません。

実は日本のようにお金を預かる者が

権力を抱くという発想そのものが

民主主義に反しているんです。
だって、そのお金は誰のお金ですか?
財務省の物でも、財務大臣の物でも
ありません。国民がよりよいサービスを
うけるために政府に供託したお金です。


だから「財務省官僚がエリート」という発想
自体に一種のやらしさと民主主義の否定
がすでにあったわけです。その背景には

予算をつけるから1番権威がある

という拝金思想があり、利権誘導の温床

が見え隠れするわけですね。




敬語」のいやらしさについて以前この

ブログで述べたことがありましたが、

営業職はなぜスポンサーやクライアント

に敬語を使うのでしょうか?

貴社ますますご清栄のことと

お慶び申し上げます。」は...もちろん
...「だから、お金をください」と言って
るのです。「敬語は下心の文化なのです
財務官僚をエリートとして持ち上げる精神
構造も全く同じです。民主主義を壊すもの、
それはあなたのその考え方だったのです。




高級官僚に限らず、

聖職のたぐいにあった筈の

弁護士や医師も最近「堕落している

と感じている方が多いようです。

でも、それは年収や生涯賃金を聖職

にしてしまった自業自得なのです。

つまり「お受験」の着地点としてこれらの

職業を持ち上げてしまったため、

条件最適化が起こり、堕落してしまった

わけです。だって、お受験の中から

赤ひげ」が出てくると思われますか?




国のため、患者のため、クライアントの

ためではなく、自分の生涯設計のため

というアジェンダを植えつけた母親たち

の罪は大きいのです。