愛とはなに?
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愛というものを定義することは
極めて難しいことなのです。
なぜなら「ほら、これがそれだよ!」
と見せたり、触らせたりできる実体性が
「愛」にはないからです。つまるところ
「あれも愛」「これも愛」「それも愛」
と随分昔に流行った歌詞にしかならない。
宗教学や言語学をもってしても百家争鳴。
そこで小生なりのアプローチ(接近法)
をここで試してみたいと思います。
①「愛とは計画である!」
あなたの周囲にいる人間の多くは計画的に
生まれて来ました。今、生きている人間の
多くも計画的に生まれてきているはずです。
なぜなら計画的でないと中絶される可能性
があったからです。中絶とはどういうこと?
もちろん、殺すということです。
これは安楽死ではありません。
そこに愛はありますか?ありませんか?
…だから、愛とは計画なのです。
愛つまり計画があって
あなたは生まれてきた。
百歩譲って計画されたものの上に
愛はのっかっていたわけです。
でも、あなたが計画通りに育たなかったら、
どうなるでしょう?
そこに愛はまだありますか?ありませんか?
如何にこの愛なるものが貧相で脆弱なものか、
ご都合主義かお分かりいただけました?
②「愛とはマイナスイオンである」
愛は怒り・恨み・嫉妬・悲しみなど負の感情
を中和してくれる浄化作用という見方です。
もちろん科学的根拠がないにも拘らず、商品
や広告に使われてきたたマイナスイオンという
ことば自体にあまり意味はありません。
しかしドーピング検査にも使われている
バイオセンサーや化学センサーを活用して
神経伝達物質(脳内ホルモン)を測量し
その変化を見ることで愛を物理量として
ある程度は数量化できるかもしれません。
愛情をコップいっぱいに注がれた子供は
大人になってもキレ易くないというデータ
はそれを裏付けるものかもしれません。
③の恋と愛の違いは次回