サーフィンと金融の違い | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

サーフィンと金融の違い



景気循環という波について書いた際、

個人にもある種の景気循環があること

を主張しました。それは冠婚葬祭や

入学卒業就職などの節目節目を軸に

波が形成され、たとえば転職、昇進、

失業など企業の景気というミクロな

波の影響も受ければ国際経済や国家

経済のマクロ波も影響してきます。


Wave functions found in Quantum Mechanics


べつに量子力学をひっぱり出さなくても

時間軸のあるこの世の中は波で出来ており、

波の性質を知り、それをどう有利に

導くかが資本主義の醍醐味でもある訳です。

世界同時株安をチャンスと見るか、

それとも凶とみるかはあなた次第です。

下がるものは上がり、上がるものは下がる。




サーフィンよりも単純な世界観に

なぜか多くの人は翻弄されています。

下げたときのダメージと、

上げたときのバブルは、

サーフィンでの怪我と

うまく乗れたときの爽快感に

匹敵するわけです。しかし、金融は

サーフィンと違い怪我をしないために

さまざまなセイフティネット安全網

financial safety netを用意しているのです。




銀行という間接金融のほかに直接金融

である証券市場には債権や株式。

不動産取引や先物に為替市場もあれば、

ファンドやプライベートエクィティもあります。

企業ならば会社の財務体質をよくしたり、

技術強化するためのM&Aもあるわけです。

これらの装置をフルに使いこなせるかどうかが

勝ち組と負け組、明暗を分ける分水嶺なのです。