悪女を科学する44＝＞美人の性格はなぜ歪むのか？

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のみを体系的にお読みいただけます。

「美人に性格が歪んでいる人が多い」のは
けっして、それを妬んでいる人から見て、
という話ではありません。「悪女を科学する」
シリーズを最初からお読みいただいている
読者の皆様はそれがどういう意味を指して
いるのか、既にご理解いただけているのでは
ないかと思います。具体的な名前を挙げる
ことは憚りますが、日本でも欧米でも、
美女とされている女性たちの生活は
信じられないような奇行、恋愛、信条、
醜聞に彩られ、世を沸かせています。

もちろん、それは「人の不幸は蜜の味」だから
こそ、大きく報道される部分もありましょう。
しかし、それは「天は二物を与えず」ではなく
「母は二物を与えず」の原則にのっとっている
からなのであります。女性の嫉妬は水平線上
にある友情と、垂直線上にある母性の両方に
に存在し、「嫁姑問題」は実母と実子間にも
あることは以前述べました。これを母性嫉妬
Maternal Envyと呼び、これを受けて育った
女性の見せる様々な症状を母性嫉妬症候群
Maternal Envy Syndromeと呼ぶわけです。

ＭＥＳになっている女性の多くは無自覚の内に
自己破滅型の行動をとり、程度の低い場合は
ダメンズウォーカーや負け犬の遠吠えで済み
ますが、ひどいケースになると自己虐待を始め、
自己破滅への道をまっしぐらになります。
自ら進んでＤＶ（Domestic Violence）被害者に
なる女性は、その典型例といえましょう。
「そんなに怪我するなら別れればいいじゃん」
という問いかけに「うぅん、私がいけないの」
「～君は私を大切に思ってるからこそ殴るの」

父親の暴力は母親の容認を必要とします

ここまで、物理的に自己虐待をせずとも、
精神的レベルで自己虐待や虐待恋愛するケース
がダメンズウォーカー/負け犬の遠吠えな訳です。
ＭＥＳはＤＶと同じくまったく無自覚です。
たとえば、左右の足の長さが違う腰の歪んでいる
人に、目を閉じて、真っ直ぐ歩くよう伝えると
必ず、左右どちらかに寄って行ってしまいます。
こころもまったく一緒で、本人は幸せにむかって
まっしぐらのつもりでも、無自覚のうちに不幸な
方向、不利な方向へと歩んで行ってしまう訳です。

その主な原因は0歳～3歳、3歳～15歳までの間に
刷り込まれた様々な「しつけ」「きずな」「教育」
あるいは「愛情」の名のもとにプログラムされた
母親によるマインドコントロールにあったのです。
昔風にいえば「母親の生霊がのり移っている」
今風にいえば「母親のアプリケーションソフト」
が作動しているということになります。
「うちのママに限って！そんなことないもん」
「わたしお母さん大好きだし！」とおっしゃる女性は
客観的かつ冷静に自分の行動を見つめ直してみるか、
以前、この「悪女を科学する」シリーズでご紹介した
25項目の検査を試してみていただければと思います。

某国人民が某国将軍様を尊敬崇拝

してしまうように、マインドコントロールに

よって、虐待被害者が虐待加害者に

愛情を感じてしまうことがあります。

この現象はストックホルムシンドローム

Stockholm Syndromeと呼ばれ、

児童虐待の原因の一つとされています。

母性嫉妬を受けてなお、母親に愛情を感じるのは
マインドコントロールのなせるわざでもあったわけです。

でも、母親はなぜ娘に嫉妬してしまうのでしょうか？

それは娘が誕生し、夫（父親）の愛情を娘と二人で

分かち合わなくてはならなくなった時点からの運命

でもあるのです。そして、その後の母親における．．．

「結婚に満足していたか？」

「性的に満足していたか？」

「愛情が不足していなかったか？」

などの問題が娘の人生を決定づけていってしまうわけです。

加えて母親自身がかつて被害者であった可能性もあります。
さて、いったい誰の被害者でしょう？

もちろん、あなたの祖母のです。

次回は「美人な母親は美人でない娘に嫉妬する」