葛飾北斎展 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

葛飾北斎展

やがて漫画とアニメが世界を席巻する

ゲイナーという男性誌でコラムを書き出した学生

時代、小生はこの事を既に予告しておりました。

予言しても、それをお金に変えることが

できなかった小生の「負け犬の遠吠え」です。

しかし、そのことは記録に残されているので

それはそれでいいのかも知れません。



Tsunami


漫画というのものの源流は約500年前の御伽草子

まで溯りますが、漫画ということばは葛飾北斎

スケッチ集から使われ出しました。

しかし、事実上の漫画家第一号

北澤楽天だったようです。とはいっても、

北斎を現代漫画の始祖と見ること

できなくはないわけです。



Sunset Fuji


何はともあれ、北斎展に1300円も徴収して人を

ならばせる大江戸博物館は正直いって箱物であり、

都税の無駄遣いであることに変わりはありません。

石原都政も所詮、地方政治だったのです。



Oedo Museum just sits there not

generating any cash flow...what a waste!


猟師の妻の夢」という英語タイトルがついている

下の作品はアダルトビデオという超巨大産業への

系譜として描かれた浮世絵文化の極致でしょう。

残念ながら今回は一切こうした展示はありません。

やはり、石原都政だからですかねぇ?


Dream of a Fisherman's wife


不倫は文化でも春画は文化ではないのでしょうか?」

その代わり、北斎のエンジニアとしての工房作品が

数多く見られます。北斎の解剖学的、理系的視点が

キラリと光っていました。しかし、博物館側の展示技術の

低さにはびっくりしました。小生ならば違うやり方しますね。


Sumo Colosseum


当時の日本が鎖国しておらず、北斎が欧州に渡航

できていたなら、彼は黒澤明のような存在になって

いたことでしょう。もし、北斎が油彩画と出会っていた

なら、ゴッホはいなかったかも知れませんね。



Vincent Van Gogh