Bedtime Reading | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

Bedtime Reading


ぼくは幼稚園では超問題児、
小学生ではデキの悪い異端児、
変わり者でイジメられっ子でした。
どこの国に住んでも一緒で、
新しい国に引っ越せば、
そこでイジメられていましたね。
そんな中、ぼくを唯一救ってくれたのは、
母親が続けてくれたbedtime reading
ベッドタイムリーディングでした。




本を自力で読めなかったぼくに
就寝時、母親が本を読んで
聞かせてくれたのです。

なぜか選ばれた作品の
ほとんどが偉人伝でした。
たとえばエジソン、ニュートン、
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、
ナポレオンなんて感じです。



       Napoléon Bonaparte

何ゆえか、この方々は幼少期、
必ずしもデキがよかった訳ではなく、
問題児だった方もけっこういます。
当時、イジメられてばかりいた
ぼくの中でこのbedtime reading
奇跡の勘違いを起こしてくれたんです。

そうか、自分がデキが悪いのは
きっと、将来この人たちのように
偉業を成し遂げるからに違いない

かってに自らの不条理を都合よく
前向きに解釈してしまったのです。


       Nobunaga Oda

今、考えてみると、読んでもらった
ファーブル昆虫記からは、じっくり
観察することや客観性を学んだよう

に思えますし、初めて自力で読破した
なだいなだの「こころの底を覗いたら」
という日本語の本は生涯を通じての関心事
をぼくに与えてくれたように思えます。
果たして、このbedtime reading
どのくらい効果的だったのかは
自分の後半生で証明するしていく
しかありませんがね(((( ;°Д°))))

 

           Albert Einstein

あなたにお子様がいらっしゃるならば
本を読んであげてください。
自力で読めるようになるまで、
読み続けてあげてください。
bedtime readingはアメリカで子供寝付ける
ために広く行われていますが、
作品選びが極めて重要だと思います。
なぜならば、そのとき、あなたはその子の
将来を設計してあげているからなのです。