2008年は攻めの年です! | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

2008年は攻めの年です!

官僚主導型社会の終焉!


来年の話をすると鬼が笑うといいますが、
2008年をまもなく迎えるにあたり、
今、予測できることは日米双方に
民主党政権が誕生する可能性です。



小沢代表の奇行により、味噌をつけた
民主党ですが、マスコミの働きもあって
行政の現状を国民がつぶさに知るところとなり、
もはや、お上のすることを見てみぬふりしない、
政治意識の高いpolitically intelligent
国民に日本人は生まれ変わったのです。



2001年の小泉劇場にはじまり、
2007年東国原知事に至る政治意識の高まりは
数々のバラエティ番組やマスコミ報道に支えられ
もはや引き返すことのできない流れ
point of no returnに達しました。

国民の政治への関心・関与は一層拡大し、
相対的に官僚の力は弱まることでしょう。
政府はより民間に頼ることとなり、
外資系に流出する頭脳の歯止め策として
民間の協力のもと、シンクタンクを
立ち上げる必要が出てくるでしょう。


世界金融戦争に討って出る日本!


経済では日本版Sovereign wealth fund(SWF)
政府系ファンドと日本郵政グループ(JP)が
金融市場で台風の目になるでしょう。
政府系ファンドでは外貨準備のみならず年金や
政府保有不動産も運用され、また郵政グループ
の株式公開は世界最大の銀行を作り出します。
またドル安はアメリカ買収のチャンスでもあります。
そして原油高は代替燃料や環境技術開発の好機。
他の追随を許さないロボット技術や知財は
JAPAN AS NO.1復活のツールになります。




守りから攻めにまわったM&Aは活発化し、
海外へ進出、世界中の優れた技術や能力を買い
2008年は日本の逆襲がはじまる年でもあります。

世界中の国々が政府系(国有)ファンドに参入する

第一次世界金融戦争を勝ち抜くためには
すぐれた運用能力を育てなければなりません。
大学院に金融学部の設置が焦眉の急です。


士農工商を反転させ商工農士へ!


官僚はお上ではなく、公僕public servantなのです。
商社がすぐれたビジネスモデルをつくり、
エンジニアたちがそれを支える仕組みが
日本の得意とするフォーメイションプレイです。
優れた戦略とビジョンをもった総理大臣が

これを主導するべきなのですが、

残念ながら日本には戦略家もいなければ、

リーダーもいません。  うん(;^_^A




寄せ集めでまとまりない意見を言うだけの
有識者会議に比べるとシンクタンクは

長期展望や戦略に強く、高い生産性も期待できます。
霞ヶ関という「規制と踏襲」に縛られた
メタボリズムの低い公営シンクタンクより
民間の生きた知恵がたくさん詰まった
行政補佐を今や政府は必要としているのです。
官邸が補佐官を数人雇い入れたところで、
霞ヶ関のイジメに遭うのが落ち。
補佐官たちの背景には
シンクタンクが必要なのです。




こうしたシンクタンクが割拠することで
互いがしのぎ合い、優れた政治商品、

行政商品をクライアント(政府)に

お届けする仕組みが生まれるわけです。

ぼくはこれをpolitcal marketing

政治市場主義と呼んでいます。