<悪女を科学する28=>友情という名の虐待PART1 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

<悪女を科学する28=>友情という名の虐待PART1

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男性は驚かれるかも知れませんが、

はじめて出会った女性同士は、

その場で、即座にお互いの、
女性としての序列を決めています。
どうやって瞬間的に序列を決めるのか?
大まかにいうと、

どちらが若いか?

どちらが美人か?

どちらがセンスがいいか?

どちらの社会的地位が高いか?

などで勝負をし、勝敗を即決してしまいます。

あとは序列を認めた上で
仲良くなれるか、なれないか
会話や態度で決定していきます。
この瞬間序列を踏みにじる掟破りな
女性はもちろんstigmaスティグマ
(非難や誹謗中傷)の対象にされます。


お互いの序列に距離がありすぎると

「憧れ」と「軽蔑」という大差によって

女性同士は友情を形成できません。

ところが、距離が近かったり、

拮抗していると、そこにenvy complex

という「嫉妬を基盤にした複雑な心理」が

つくられ、女性は友情を形成していきます

つまり、嫉妬によって女性は友情を

つくり出しているわけなのです。

この場合の嫉妬は「優越感」と「劣等感」が

同時に存在している不安定な心理状態です。

この不安定さから回復し、バランスを

とり戻すために女性は友情という

関係性を創出し、長期戦の勝負に入るのです。

よく「女性の友情は希薄である」などと

議論される所以はここにあったわけです。

では、女性社会の厳しい掟や序列は
何ゆえあるのでしょうか?
それは下克上の世界だからです。
とりわけ年齢を気にする日本社会では
若さが必ず上位に来るように設定されて
いるため、すべての女性は年齢とともに
下克上を体験させられます。
だから日本女性の多くは歳の近いもの同士で
グループを組むわけです。
自分たちよりも若い女性は序列を壊すからです。

Nobunaga

ちなみにですが、下克上(能力主義)の
ある社会はたいがい縦社会verticalなんです。

なぜなら下克上によって組織が不安定になるため、

厳しい掟や上下関係によって

安定させる必要があるからなんです。

裏社会や体育会系を見れば一目瞭然。

日本人が敬語honorificsを発明したのは

逆に言えばお互いが無礼だからなのです。

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