悪女を科学する22=>やっぱり、顔ですか?!
視覚に頼っているとされています。
だからこそ、顔は異性を見極める上で、
極めて重要な役割を演じるわけです。
なぜなら、人間の顔は
遺伝子の描いた絵であり、
文書だからです。
(=⌒▽⌒=)ヽ((◎д◎ ))ゝ
そういう意味からすると、
いわゆる美容整形は
遺伝子偽造、私文書偽造に
あたることになりますね。
人間が皆のっぺら坊だったら、
誰が誰とつきあって
誰のこどもを産んでも
皆のっぺら坊の社会。
そこには遺伝子の多様性による
進化は期待できませんよね?
顔で選ぶからには、
しかし、一般でいうところの
ルックスの良し、悪しは
時代や地域の要望、流行によって
コロコロ変わるので、
美人であるとか、美男子である
というのは一定ではありません。
つまり「モー娘。」が
20年前に流行ったか、流行らなかったか、
ジンバブエでモテるか、モテないか?
ということは不明で不定なのです。
これを集合遺伝子によるマーケティング
とぼくは呼んでます。
「好み」だったのです。
美人か、ブスか、ではなく。
好きな顔か、嫌いな顔か?
タイプか?タイプじゃないか?
この選択こそ遺伝子の働きである
可能性があるのです。
<人 は黄金比だけで人を選ばない>
個体が生理的に求めるもの、たとえば、
「今日はなんとなくサラダが食べたいなぁ」
という生理的欲求は個体が
その成分を必要としているのです。
同様に遺伝子レベルで
個体が生理的に求めるもの。
それが人の「好みの顔」だと
考えられるわけです。
では、「好みの顔」には、いったい
どういった意味があるのでしょう?
その個体に欠損している
遺伝子をさがしているのです。
たとえば、ある人がある種の
病気の遺伝子を持っていた場合、
その人にとって「好みの顔」は
それを補填・補強してくれる
遺伝子を持っている人なのです。
「好みの顔」の人と子供をつくれば、
より強化された遺伝子をつくり、
少なくとも、その子孫は
その病気にならない可能性があります。
...ところがなんです(((( ;°Д°))))
この考え方に立ったとき...
母親から「男は顔じゃないのよ」
などと洗脳されてきた女性や
「母親よりも美人と付き合ってはならない」
などのマインドコントロールを受けた男性は
本来の「好み」を選べず、
遺伝子的に不本意な「タイプ」を選んでしまい、
欠損した遺伝状態はそのまま温存され、
病気で早死にする家族や発病してしまう家族が
出てくる可能性を孕んでいるのです。
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
したがって、男女はともに
自分の遺伝的な「好み」を知ることは
極めて重要で、親や友人に
施されるマインドコントロールに
左右されないことが大切なのです。
付き合ったり、結婚するときは、
その遺伝的「好み」を吟味しましょう。
どうやって?
マインドコントロールを解くことです。
(次回はフェロモンの実験)